【要約】5分で読める『これからの会社員の教科書』 まとめ スーパーサラリーマン田端さん直伝

【要約】5分で読める『これからの会社員の教科書』 まとめ スーパーサラリーマン田端さん直伝 ビジネス

どうも、TJです!(自己紹介はこちら

今回ご紹介するのは、「これからの会社員の教科書 社内外のあらゆる人から今すぐ評価されるプロの仕事マインド71」です。

会社員のみなさんに、スーパーサラリーマン田端さん直伝の「これからを生きる会社員がもつべき仕事マインド」をお伝えしたいと思います。

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田端さんは新卒でNTTデータに入社後、リクルート、ライブドア、LINEと渡り歩いて、最後はZOZOで執行役員を務めた後、2019年2月にサラリーマンをご卒業されました。

今回は特にお伝えしたい3つのポイントについてまとめました。

それではさっそく見ていきましょう!

※本記事について解説したYoutube動画もありますので、こちらもご覧ください。

➀仕事を振られたらゴールと制約条件を明確にしてから取り掛かる

上司から仕事を振られた時に、「よく分からないけど、とりあえずやってみるか」と安請け合いするのは絶対にやめましょう

仕事を進める中で「あれ、これって誰が見る資料なんだっけ?」「いつまでに終わらせないといけないんだっけ?」と次々に疑問が湧き出てきます。

いざ上司にそれらの疑問をぶつけてみようと思っても、上司は長期休暇で連絡が取れない、忙しくてまともにチャットを見てくれない、ということになって、どんどん無駄な時間が過ぎていってしまいます。

こうなってしまうと、もはやゲームオーバーです。

では、仕事を振られた時にどうすればよいのか?

「仕事を振られた時点で、ゴールと制約条件を確認しなければならない」と田端さんは言います。

ゴールというのは「誰にどう行動させるか?」で、制約条件は「使っていいヒト・モノ・カネ・時間は何か?」です。

これらを確認せずに仕事に取り掛かるというのは、サッカーで例えれば「ゴールの位置も分からない、残り何分で何点差がついてるのかも分からない状況でピッチに立つようなもの」です。

みなさんも上司に仕事を振られたら、ゴールと制約条件を確認できるまでは、上司をその場から離さないようにしましょう。

➁ファクトとオピニオンを区別して伝える

上司に何かを報告する際には、ファクト(確定した客観的事実)とオピニオン(自分の解釈が含まれた意見)を明確にして伝えましょう。

例えば、上司から「この前始まったキャンペーン、うまく行ってる?」と聞かれたとします。

「うーん、結構いい感じのキャンペーンに仕上がったので、うまくいってる気がします。」

「開始して3日経ちますが、前回のキャンペーンでの獲得数を既に上回っています。ここからは私の推測ですが、来週広告を打つので、過去最高の結果になる可能性が高そうです。」

どちらの回答が良いかは一目瞭然ですよね?

「開始3日で前回を上回っている」というのは解釈の余地がない事実、つまりファクトです。

そして、「来週広告を打つので、過去最高記録が出るかも」というのは自分なりの予想、すなわちオピニオンです。

こうして明確に分けて伝えると、聞く側も整理がつきやすいですよね。

オピニオンを言う前には、「ここからは私の推測ですが…」などの枕詞を使うのがおすすめです。

➂おっさんはメンツが8割

田端さん曰く、35歳過ぎの男性は8割がメンツでできているそうです。笑

例えば、あなたが営業部に配属されたとします。部長は35歳のメンツ野郎です。

実は得意先クライアントの社長とあなたは仲が良いので、メンツ野郎を挟まない方が、より多く受注を獲得できるのは明らかな状況です。

この場合、あなたならどうしますか?

自社の業績を考えるのであれば、直接クライアントの部長に働きかけて受注をもらった方が効率的なので、誰でもそうしますよね。

しかし、このやり方をしてしまうとメンツ野郎のメンツが見事に潰されてしまいます。

「私は長い時間をかけてあのクライアントとの関係値を築いてきたのに、新入りが手柄を横取りしやがった」なんて逆恨みをしてくるかもしれません。

そうなると、メンツ野郎はあなたに対して冷たい態度を取ったり、わざと仕事を回さなかったり、嫌がらせをしてくるかもしれません。(そんな上司がいる会社はそもそも辞めた方がいいかもですが。笑)

あなたは会社のために正しいことをしたはずなのに、結果的に不利な状況に追い込まれてしまうということになってしまうのです。

つまり何が言いたいかというと、「論理的な正解 ≠ ビジネスでの正解」だということです。

社会人になったばかりのみなさんは「そんなの理不尽だ!」「どう考えてもおかしい!」と感じるでしょう。

しかし、社会にはそういう不条理なことが無数に存在するのです。

そこに立ち向かうかどうかはみなさんの自由です。

ただ、私個人の意見としては、「ゲームにおけるルールのひとつだ」ぐらいの気持ちで受け止める方が結果的により良い結果につながると思います。

先ほどご紹介したメンツ野郎の例でいうと、自分が得意先と仲が良いことを伝えたうえで、メンツ野郎も商談の場に同席させるのがビジネスでの正解と言えるでしょう。

自分だけの手柄にせずメンツ野郎にも花を持たせるということをすれば、みんながWin-Winになれると思います。

みんながハッピーな状態をギリギリまで目指す」ということを心掛けていきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

賛否両論あるかもしれませんが、明日からの仕事に役立てられそうな部分もあったのではないかと思います。

今回ご紹介したのは、ほんの一部に過ぎませんので、気になった方はぜひ手に取ってみてください。

また、新入社員のみなさんにぜひ読んでいただきたい「外資系コンサルが実践する究極のビジネススキル」についてもこちらにまとめていますので、併せてご覧いただければ幸いです。

みなさんの活躍を心から願っております。

ではまた!

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