どうも、TJです!
ゆっくり本を読む時間がないというみなさんのために、おすすめのビジネス書をサクッとご紹介する「3分で読めるビジネス書まとめ」のコーナー。
今回ご紹介するのは、「「空腹」こそ最強のクスリ」です。
最近話題の「オートファジー」の火付け役になった本で、「1日16時間、空腹の時間をつくる」プチ断食が健康で若々しい身体をつくると紹介されています。
私も中田敦彦のYoutube大学で知り、実際に試してみたのですが「とにかく日々の体調がめちゃくちゃ良くなり、体重は3キロ減、体脂肪率も3%減、さらに集中力が格段にUPする」という凄まじい効果が得られました。

「断食」と聞くと、「私は我慢できない」「かなり無理してるんじゃないの?」と思う方も多いかもしれませんが、これからご紹介するやり方であれば、正直1ミリも苦にならないので、なんなら永久に続けられると思います。笑
それではさっそく見ていきましょう!
なんで空腹が身体にいいの?
なぜ16時間以上の空腹が若々しい身体をつくるのか?
それは「オートファジー」という仕組みが発動して、細胞が生まれ変わるからです。
2016年に東京工業大学の大隅良典栄誉教授がオートファジーの研究でノーベル生理学・医学賞を受賞したことで、オートファジーは一気に注目を集めるようになりました。
オートファジーとは、細胞内で不要になった物質を生きるためのエネルギーに変えてくれる、いわば体内のリサイクル業者のようなはたらきのことです。
自分で自分の細胞を食べて分解するので、「オート(自ら)ファジー(食べる)= 自食作用」と呼ばれているんですね。
オートファジーは、細胞が強いストレスを受けた時でも生き残れるように体内に組み込まれていて、細胞が飢餓状態になった時に働きが活発化することが分かっています。
「空腹の時間」が続いて飢餓状態になると、体は生存するために「体内にあるものだけ」でタンパク質を作り出そうとします。
このとき、細胞が生まれ変わるため、オートファジーには、がんや糖尿病をはじめとする生活習慣病、アルツハイマー型認知症の予防効果や、肌や筋肉などの老化防止効果があると考えられているのです。
このオートファジーの恩恵を受けるために必要な時間が「16時間」なんですね。
プチ断食ってどうやればいいの?
空腹が身体にいいことは分かったけど、実際どうやればいいのか?
結論、夕食は20時までに済ませ、翌日の朝食はナッツとヨーグルトのみ、12時にがっつり昼食を食べる、以上です。

↑図解するとこんな感じです。
これされ守れば、昼食にヤサイニンニクアブラマシマシの二郎系ラーメンを食べようが、おやつに山盛りのティラミスを食べようが、まったく問題ありません。
「16時間空腹の時間をつくる」と聞くと身構えてしまいますが、「睡眠時間を含む」「ナッツなどは食べてもOK」という条件付きなので、意外と難なくやれてしまうのです。
しかも、ナッツに含まれる不飽和脂肪酸がオートファジーを活性化してくれるという研究結果も出ており、むしろナッツは食べた方が効果的です。
ナッツが苦手という方は、他にもヨーグルト、チーズ、サラダなどは食べても良いということなので、空腹に耐えきれなくなったらどんどん食べちゃいましょう。
さらに、空腹時に運動を行うことでオートファジーがより活発化することが最近の研究で明らかになっています。
私もプチ断食を始めて1ヵ月ぐらい経った頃から、寝る前に軽い筋トレをするようになったのですが、より一層、日中の体調が良くなったように感じます。
ただ、あまりハードな運動を取り入れるとストレス過多になって逆効果になってしまうこともあるので、必ず無理のない範囲で行うようにしましょう。
以上が、プチ断食の具体的な実施方法でした。
ちなみに、私は3か月間毎日欠かさずプチ断食を続けていますが、まずは週1~2回からでも十分効果は得られると思いますので、ご自分のペースに合わせて行ってみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
私自身、実際にプチ断食をやってみて見違えるように体調が良くなったし、無理なく続けられると思ったので、ぜひみなさんにもおすすめしたいと思いました。
ただ、持病をお持ちの方や基礎疾患がある方がプチ断食をすると逆効果になることもあるので、注意が必要です。
不安がある場合は、必ずかかりつけの医師等に相談しましょう。
より具体的な内容が知りたい方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。
また、今回ご紹介した内容をYoutubeでも解説しておりますので、こちらもご覧ください。
ではまた!
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