【要約】5分で読める『超効率勉強法』 まとめ メンタリストDaiGo直伝のアクティブラーニング

【要約】5分で読める『超効率勉強法』 まとめ メンタリストDaiGo直伝のアクティブラーニング 思考法

どうも、TJです!(自己紹介はこちら

今回ご紹介するのは、「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」です。

本書では、DaiGoさん直伝の「使える勉強法」を知ることができます。

使える勉強法とはなにか?

結論からお伝えすると、それは「アクティブラーニング」です。

要するに、授業を聞きながらノートを取るような受け身の姿勢ではなく、進んで頭を使いながら学ぶことです。

そして、あなたの日々の勉強をアクティブラーニング化するための方法は大きく分けて2つ。

「想起」「再言語化」です。

以下で、この2つのポイントに対して、具体的な勉強法も含め、解説していきたいと思います。

それではさっそく見ていきましょう!

※本記事について解説したYoutube動画もありますので、こちらもご覧ください。

【想起】思い出す

想起とは、簡単に言うと「思い出す」ことです。

人間の脳が最も活性化し、頭に情報を刻み込むのに最適な時期は、思い出す作業をした直後になります。

例えば問題集を解きながら「あれ、ここで使う公式なんだったっけな?」と思い出すたびに、脳内ではニューロンが組み替わり、学習に適した状態に脳が変わっていくのです。

したがって、勉強の中でいかに「思い出すための時間」を組み込めるかが、使える勉強法においては重要になってきます。

ちなみに、みなさんは復習の最適なタイミングはいつだと思いますか?

先生や親から「忘れる前に復習しなさい」と言われて育ってきた私たちにとっては、忘れる前に復習することが当たり前になっているかもしれませんが、これはまったくの間違い。

実は、「忘れたころに復習する」のが正解なのです。

このように、日々の勉強の中で当たり前にやっていることが意外と間違っていることもあるので、一度本書を読んでいただくと、色々な発見があるかもしれません。

次は想起を促す、具体的な勉強法についてご紹介します。

「想起」を促す勉強法:クイズ化

端的に言うと、「勉強の中に小さなクイズを盛り込む」というものです。

心理学では「検索学習」とも呼ばれる手法で、過去の研究によると50%~70%も記憶の定着率が上がるとのことです。

例えば、本書で紹介されているクイズ化を使った勉強法は以下のとおり。

  1. テキストを1ページ読んだら、いったん本を閉じる
  2. いま読んだページに何が書いてあったかを思い出す

「なんだ、そんなことか」と思われるかもしれませんが、これを日々の勉強の中で継続して組み込めるか?が何より重要になってきます。

ぜひ、小さな心がけから日々の勉強を変えていきましょう。

【再言語化】自分のことばで言い換える

勉強をしていて、理解しがたいテキストに出会った時に、「分かりやすく言い換えるとどうなるかな?」と考えることが再言語化です。

私たちは幼いころから「テストに出るからとにかく覚えなさい」と暗記を中心とした勉強をさせられてきましたが、テキストに書いてあることを丸暗記しても、応用がきかないということは誰しも経験があるのではないでしょうか。

これは結局、知識を自分のものにできていない、真に理解することができていないということなのだと思います。

本書の中では例として英語の前置詞の「on」が挙げられています。

「on」を辞書で引くと、「~の上に、~に、~に面して」と書かれていますが、これを丸暗記していると「He’s on drugs(彼は麻薬をやっている)」などの表現に出会った時に「え、どういうこと?」となってしまいますよね。

なので、「onとは具体的な物体に限らず、とにかく何かに接触している状態を表すんだ」などと、自分なりの言葉で覚えてみると、「drugs(麻薬)に接している、つまり麻薬をやっているということか!」と、理解の幅を拡げることができます。

このように、再言語化とは何かを記憶する以上に、何かを理解する時に欠かせないポイントであると言えます。

「再言語化」を促す勉強法:教えるつもり勉強法

その名の通りですが、「自分が勉強した内容を人に教えるつもりで勉強する」というものです。

学習内容を人に説明する手法を「ティーチング・テクニック」と言いますが、人に何かを教える過程で、必然的に自分なりの言葉で言い換える、すなわち「再言語化」が必要になるので、非常に効果の高い方法として、心理学の世界でも評価が高い手法だそうです。

ただ、「人に教えろと言われても、教える相手がいない」という方も多いかと思いますが、そこはご安心ください。

「教えるつもり」になってるだけでも、効果が得られることが、2014年にワシントン大学の学生を対象に行われた研究で証明されています。

「他の学生に教えなければ」と思いながら勉強したグループは、勉強内容を正確に思い出す確率が28%も高く、特に重要な情報ほど記憶に残っていた、というのです。

つまり、「教えるつもり」になっただけで、学習姿勢が能動的になったということです。

ぜひ、家族や友人に説明するつもりで、日々の勉強に取り組んでみましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

「使える勉強法」において重要なエッセンスが何かをお分かりいただけたのではないかと思います。

今回ご紹介した勉強法はほんの一部に過ぎず、他にもたくさんのユニークな勉強法が本書で紹介されていますので、ぜひお手に取っていただければと思います。

さらに、DaiGoさんご自身が「自分の人生を変えた一冊」と認める「良い戦略、悪い戦略」について要約した記事はこちらですので、併せてご覧ください。

ではまた!

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